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       できる購買部長のかしこい購買戦略       第0025号

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  ◆今日のテーマは、「人材育成と教育(その15:個人の購買能力12)」
(取引先の購買仕様書記載への指導力を概説します。キチンと書いて貰う項目が何か?、そのために必要な能力とは何か?、を示すと共に、あなたの組織内にもし備わっていない場合の対策に触れました。)


             

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こんにちわ、  山本です。


 前回は、【断片情報から原料規定への遡及調査力】を書きました。

 どうしても購買している原料の素性が分からない場合にどのようにすればよいのかについて考えてみました。又、この調査力を確保するためにあなたは何をすべきなのか、について触れてみました。


 では、今回は、『取引先の購買仕様書記載への指導力』について考えてみたいと思います。


 そもそもこれがわざわざ必要になる主な理由は、適正価格の推定をして、世界中から供給先を探し出し、結果としてコストダウンに繋げるためです。


 では、どんな項目が特に必要になるのかを整理すると下記のようなものになります。

1)化学物質名とCAS-NO
2)構成成分とその混合比率
3)特注品であるのかどうか
4)品質スペックの検査規格
5)法的規制とその内容
6)上流原料類の化学物質名


 尚、ここで上流原料と言うのは、原料を製造するための原料のことを便宜上表現しています。


 では、これらを購買仕様書にキチンと書いて貰うために買い手に必要な能力はどんなものになるでしょうか?


 それは、

 

A)上記の項目を正確に理解・咀嚼できる能力
B)これらの項目の記載不備を見つけ出す能力
C)記載不備を満足できるレベルに改善させる能力
D)特注品に関する記載の正否を見抜く能力


などとなります。


 では、この能力があなたの組織内に備わっていますでしょうか?


 YESであれば、組織運営は上手く機能していると言えます。


 一方、NOであれば、現状を変える必要があります。


 そのためにあなたは何をする必要があるでしょうか?


 対策は、下記の5つの内の少なくとも1つを確保することではないでしょうか?


 即ち、


1)そのような能力を持った人材を組織内に編入する。
2)現有勢力の中でこの能力を育成する。
3)組織外の応援を都度得ることで適宜対処する。
4)購買仕様書の実質的な作成を技術・研究部門に担わせる。
5)社外のプロにアウトソーシングする。


などです。


 結局、いずれの対策を取るにしても、あなたの実行する購買戦略であると言うことが重要なポイントになります。


 では、今回はここまで。次回は、【人材育成と教育】の16回目です。

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◆あと書き

 私の趣味の1つは海釣りです。と言っても、船頭が釣りロボットの私に魚を釣らせてやると言うのが裏側から見た本当の構図なのですが・・・。


 そう言う意味で海と魚の関係に少し興味があったのです。

 日本水産学会近畿支部主催の講演会に自由参加するチャンスに恵まれ、少しですが3時間程度学会の雰囲気を味わえました。


 知らない世界だったのでことごとく新鮮な気持ちで学べました。下記の通りです。


1)大阪湾の環境変化の歴史:豊かな漁場/魚庭(なにわ)と言われた大昔
⇒江戸時代以降の埋め立てによる低湿地帯の減少⇒戦後開発による渚・浅場の消失⇒完全な人工海岸化⇒N・P負荷量急増による富栄養化、夏季底層の貧酸素化⇒頻発する赤潮⇒環境規制から始まった最近でのN・Pの減少、貧酸素化域の縮小と言うように動いているそうです。
2)しかし、何故か大阪湾の漁獲量は低下の一途を辿っており、栄養塩の減少はむしろ不味い状況と認識され始めている。きれい過ぎはやりすぎであって、適度の栄養源の確保こそ必要らしい。
3)播磨灘の環境の変遷:1973年以降での大きな変化は、栄養塩の低下と1997年以降の水温上昇らしい。
4)播磨灘での漁業生産の変化:名産の養殖ノリでの色落ちによる品質低下と二枚貝の漁獲量激減しているなどかなり深刻な状況になっているらしい。
5)最近の漁業問題の根源は、富栄養化、栄養塩減少、貧酸素化、環境の変化などとする従来型の考え方ではどうも現実的には説明できない無理があるそうで、負の連鎖から抜け出すべきだとの別の発想がある。一言で言うと”きれいな海”を追い求めるのではなく”豊かな海”を目指さないといけないのではないか?と言うもの。
6)現在悪者にされてきたN・Pも実は生物の構成元素であってなくてはならない必須成分だから、過剰は問題だが少なすぎも問題とプロの認識が変わってきているらしい。その点で規制ばっかり考えているお役所は遅れているようです。
7)”豊かな海”のイメージは、生態系のバランスが適切に保たれた海と定義されるもので、これが現在は歪んでいるとの捉え方があるようだ。「生物量を積極的に増加させる」と言う考え方ではなく、「減少を抑制する」と言うのが適切な状態らしい。と言う考え方で数理生態系モデルと言うコンピュータシミュレーションを活用する話があった。すごいことをやっているようだ。
8)魚の美味しさの秘訣は、①よい漁場②魚の上手な扱い③消費地に近い、の3点で明石物が飛びぬけているのは特に②らしい。
9)魚の扱いとは、①ウロコを1枚も落とさないやさしさ②両手で扱う③ストレスを感じさせない④健康なまま持ち帰る⑤浮き袋から空気を抜くハリ作業⑥活けジメ・血抜き・神経抜き⑦温度管理⑧画一的でない魚種毎の扱い⑨真水に触れさせない⑩氷に触れさせない、などなど。これは釣った魚をクーラーに入れて持って帰るだけになっている私にはショックだったところ。
10)昼網物をその夜に食べるのがベストな食べ方らしい。
11)輸入物を含めたさばかれた切り身がスーパーなどで一般化してしまった現代生活スタイルと「うおん棚」の生きた魚とのせめぎ合いは今後一体どうなって行くのだろうか?
12)兵庫ノリの歴史:昭和42年浮き流し養殖の始まり⇒冷凍網保存技術・人工採苗技術⇒多収性品種ナラワスサビノリの作出⇒全自動乾燥機・モグリ船と正に技術革新の歴史があったらしい。
13)兵庫ノリの魅力:色黒で厚くシッカリした触感。確かにこれは納得ものですよ。
14)兵庫ノリの生産力:漁業者1000名、16億枚、生産額120億円で、生産枚数で全国2位、全国生産の17%を占めるが縮小気味らしい。
15)兵庫ノリの近年の品質問題は特には色落ち:貧栄養化や有害プランクトンの異常発生などが原因らしい。
16)兵庫の魚、明石の魚は、他産地よりも一段と高い評価を受けている。そうか、魚を美味しく食べられるチャンスが与えられている私は幸運に感謝しなければ!
17)水産は水揚げすれば終わりと言う単純なものではない。私の事を言われている気分でした。
18)食文化を捉える視点として、他地域との比較を通じたブランドがよく言われるが、最近では、「人々は上手いものを求めるもの」と言う普遍に対するものとして、個性化も新たな価値として認められてきているらしい。
例:クサヤ・フナ寿司・イカナゴのくぎ煮
19)30年前から進行している魚離れ、グローバル市場を対象とする味の普遍性を求める薄利多売の食料市場に対抗している地場漁業の不安など。これは「うおん棚」の危機感でもあるらしい。


と言った調子で、非常に多くの勉強をしました。漁業も奥深いものがありと言うのが実感でした。

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  化学原料コストダウン研究所 山本恒雄 aipyamamt2007@ip-labo.jp

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