できる購買課長のかしこい購買戦略:第0069号(購買戦略(その31:戦略作成のための質問集(26)))

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       できる購買課長のかしこい購買戦略       第0069号

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◆今日のテーマは、
       「購買戦略(その31:戦略作成のための質問集(26))」
             

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<aki_name_kanji>さん、こんにちわ。山本です。


 前回は、SCM、サプライヤー評価、購買業務のLCC化、などへのスタンスの
取り方を取り上げて見ました。どんなことが決められましたか?

 

 さて、今回は【戦略作成のための質問集(26)】、


 今までと同様に、

A)●●だから戦略としてYESを選択する
B)●●だから戦略としてYESともNOとも決めかねる。●●を判断基準
にして都度戦略として好ましい方を選択する
C)●●だから戦略としてNOを選択する

と言う調子で戦略を作っていただきます。よろしくお願いします。

 

 では、以下、お付き合い願います。


532)今流行のIPO(国際調達事務所)ですがその主目的は、原料の近場
調達を徹底することによる最適購買の実現だと思われますか?
(それとも、世界で最善・最安値の新規メーカーと直取引することによる
コストダウンの最大化だと思われますか?)
533)<aki_name_kanji>さんは、海外にIPOが必要だと思われますか?
(それとも、IPOの機能があれば日本でも構わないと思われますか?)
534)海外にIPOが欲しい理由は日本に留まっていては購買改革は
できないとの思いからでしょうか?
(それとも、現状の購買状況が十分ではないとの認識の裏返しとしての
期待感でしょうか?)
535)IPOは<aki_name_kanji>さんの会社でも採用すべき戦略だと思われ
ますか?
(それとも、IPO戦略は世界のトップ企業会社だけが使う価値がある勝者の
戦略だと思われますか?)
536)IPOは御社に取って費用対効果が見込める戦略だと思われますか?
(それとも、購買規模の少ない会社では費用ばかり掛かる非効率な戦略だと
思われますか?)
537)IPOは特定の国に設置する程度でしかできないことになるの世界
最適化は難しいと思われますか?
(それとも、設置国は限られていても世界最適化の目的は叶えられると
思われますか?)
538)部品組立型産業界でIPOが華々しく打ち上げられていますが化学
業界でも有効だと思われますか?
(それとも、専ら既存原料を買うだけなのでIPOの必要性は高くないと
思われますか?)

(下へ続く)
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(この下続き)

539)<aki_name_kanji>さんの属する業界でIPOが話題によく出て
いますか?
(それとも、話題として挙がらないのには何か訳があるとお考えで
しょうか?)
540)IPOの役目外であっても既存の海外事務所に応援して欲しいと頼んで
いますか?
(それとも、職務分掌の規定でIPOの任務を担わせていますか?)
541)海外事務所は<aki_name_kanji>さんが期待しているレベルでIPO
機能を果たしていると思われますか?
(それとも、専任ではなく隙間時間で協力して貰う格好なので多くは期待
できないと覚悟していますか?)
542)海外生産では現地調達や近場調達はあくまでも手段に過ぎず、必要
十分条件ではないとお考えでしょうか?
(それとも、やはり現地調達や近場調達するのが望ましいと思いますか?)
543)<aki_name_kanji>さんは、IPOを海外に設置すれば上手く行く
理由があると思われますか?
(それとも、日本でIPO機能を果たせば済むことだと思われますか?)
544)海外にIPOを設けても人材が育たないと目的を果たすことは困難と
思われますか?
(それとも、組織を作ることが先決であると思われますか?)
545)日本でIPO機能が果たせない本当のネックが何かを認識して
いますか?
(それとも、日本にいることの呪縛をリセットできるところに本質的な
価値があると思われますか?)
546)IPO機能が期待できる社外の協力者を探し当ててそれを即効的に
利用する方が機会損失もなく賢明な戦略だと思われますか?
(それとも、人材育成ができるかどうか確証がなくても、膨大な費用と
労務費と長年数を掛けて海外でのIPO機能にゼロから挑戦する意味があると
思われますか?)
547)IPO機能を持った即戦力のアウトソーシング先を知っていますか?
(それとも、そんな夢のようなパートナーなどこの世にはいないと思われ
ますか?)
548)IPO機能を持った即戦力のアウトソーシングがもし実在していると
したら活用したいと思いますか?
(それとも、長い目で見ることが肝心で、目先の機会損失は気にしなくても
よいと思われますか?)


 お疲れ様でした。では、今回はここまで。


 次回は、【購買戦略(その32)】です。

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◆あと書き

 毎年、NHK大河ドラマで一体誰が取り上げられるのかが気になるもの、
今年は黒田官兵衛になったので益々観光客で賑わう姫路になりそうです。

 しかし、戦国の3武将を筆頭に何回も同じ歴史上の人物が使い回される
感を拭えないと思っておりました。そう言う意味で今年は楽しみです。

 ところが、我々日本人があまり知らないのに世界では知られている、
そんな日本が誇れるような偉人が沢山、ことごとく驚異的なチャレンジャー
なのです。

 出典は【名も無き偉人伝】(金谷俊一郎著)です。詳しくをお読み
いただければ感動ものですよ。

 今回は、三浦襄と言う隠れた偉人です。例によって要約型なのでちょっと
分かりつらいかも知れませんがお付き合い願います。


●戦禍と大量虐殺からバリ島の人々を救ったインドネシアでは大英雄:
「バリ島の父」

●1888年にキリスト教の牧師の二男として生まれ、中学時代には牛乳配達で
家計を助け、明治学院普通科に編入されたがやがて堤林数衛と言う人物に
出会い、彼のプロジェクトに賛同し中退して南洋商会に入会。20歳の時に
ジャワ島に着いたが、行商でかろうじて食いつなぐ誤算。
●失望して半年後に脱会して同志と共にインドネシアを流浪の末バリ島に。
当時オランダの植民地支配中だったが王族貴族らの無抵抗の集団自決が
きっかけで世界中からオランダへの非難があり、バリの伝統文化を保全する
政策に転換と言う時代。

●1912年セレベス島で雑貨・小売業を開業。順調で日本に帰国して目沢
民子と結構し再度帰島。日印貿易商会を設立して順調に、通商貿易、栽培、
漁業、製油、採鉱、造船など手広く展開。しかし、1925年の帰国中に同僚が
強盗に襲われ殺害と共に事業資金を無くして解散の憂き目。
●新たにコーヒー園の経営を始め、順調だったが妻が過労死。再婚したが
世界恐慌のあおりでコーヒー園が倒産。全ての家財道具を捨ててバリ島へ
移住。42歳。
●1930年頃に三浦が移住したバリ島は西洋人から見れば手つかずの楽園で、
オランダは王族と平民の身分を固定して王族を通じて島を統治し、奴隷
制度を廃止するなど平穏な村社会を形成。

●実業家に向いていないと悟り、一人で自転車修理業を始め、日々黙々と
「自転車屋のオヤジ」として生きた。商売道具の自転車を見ず知らずの
村民に無償で貸したり、自分から買って貰った自転車でなくても修理部品を
サービスしたりと見返りを求めない人柄で慕われる。同時に店も繁盛して
行き、二人を雇うことになり支店も開業するなりとなったが気さくな自転車
屋のオヤジのままの姿勢を貫く。

●日中戦争が泥沼化。米英欄がベトナム経由で蒋介石を支援していた蒋介石
ルートを遮断しようとした日本軍がベトナム北部へ進駐。結果、日本は
米英蘭を完全に敵に回すことに。
●米国などから日本への経済封鎖に繋がって行き、日本は封鎖を回避する
ために戦争に突き進むことに。1941年のマレー半島上陸から始まり真珠湾
奇襲と言う太平洋戦争へ突入。
●報復としてオランダはインドネシアの日本人を検挙して収容所送り。
帰国していた三浦は日本から再入国が出来ない状況だったので検挙されず。

●資源が輸入できなくなった日本軍はインドネシアの石油を狙うことに。
小さなバリ島は元来なら日本が侵攻する必要のない場所だが日本のジャワ島
侵攻を邪魔する米軍がバリ島に存在していたのでバリ島が日本軍の標的に。

●53歳、1942年にバリ島の状況に明るい三浦のもとに召集令状。金丸隊の
随員としてバリ島に入る。
●そこで、意外なことにバリ島の人々は日本軍の侵攻を解放軍として歓迎。
アジアを欧州の侵略から守ると言う大東亜共栄圏構想は、中国支配のない
多くのアジアの国々から大歓迎。

●しかし、バリ島の人々は日本軍に賛否を示さず山奥に逃げ込むので住民を
説得するのが三浦の任務に。
●王族を説得して回り、結果、一人の現地人の死者も出すことなく治安が
回復。

●その後、バリ島支配の民政部職員を要請されたが固辞して長官越野菊雄の
顧問と言う立場で日本軍と住民とのパイプ役を選び、住民の望むような
活動に徹する。インドネシアに駐留する日本軍の食糧確保としてバリ島から
牛豚の移出に搾取が起こらないように「バリ畜産会」を設立。又廃骨処理の
「三浦商会」も設立。両会社とも現地人に実務を委ね監督に徹する立場で、
あらゆる場面でバリの人々を守り続ける。
●「病院の薬は日本人に与えず住民のためだけにせよ」と病院長に指示。
●一方で、オランダに拘束された日本人の家族・子供を引取面倒を見たり。
●バリ島を訪れた陸軍大将であっても不当な税の徴収の自重と日本軍の
紳士的行動を求める苦言を厭わず。

●住民には「これは解放のための戦争であり、インドネシアを必ず日本の
力で独立させる。日本は決して嘘を言わない」と言い続けた。


●1942年頃から体調の異変で無給の嘱託を選択。より自由になったことで、
益々多忙を極める。
●衰える一方の体の静養のため、日本軍の不当な搾取を防止する狙いで
「バリ畜産会」と「三浦商会」をバリ人に任せて帰国。
●しかし、静養するどころではない程に日本でも多忙に活動。

●小磯内閣総理大臣のインドネシア独立容認宣言を知った瞬間、バリ島の
人々との独立に携わると言う約束を果たすために不調を無視してバリに。

●スカルノの独立を唱える演説の後に結成された小スンダ建国同志会に唯一
日本人として事務総長に推薦され快く受け入れ。
●両会社の経営権を完全にバリ人に移し、養育中の子供たちを養育費共々
母親の元に送り返し、一切の身辺整理をしてシガラジャに出て、インド
ネシア独立に全てを賭ける決意を表明。日本敗戦の前日であった。

●國崎大尉から終戦を知らされたのは玉音放送の3日後。力なく「バリの
人々に私はウソを言った。腹を切らなければならない」と言う。
●しかし数日後には気を取り直してバリ島を猛烈な勢いで講演開始。徹頭
徹尾の謝罪と将来に対する激励が真意。聴衆の多くは涙を流して聞き入る。
●一方、自決の場所や棺を作らせたり、墓のためのセメントを手配したり、
ピストルの撃ち方を習い始める。その行動の真意は「日本人は結局ウソつき
だったとインドネシアの人々に思わせてはならない。だから全ての日本人を
代表して私は自決する」と言うもの。


●日本の敗戦でインドネシアの独立が頓挫して再びオランダの支配下に
戻ることを恐れて、終戦3日目にスカルノとハッタはインドネシアの独立を
宣言。結果、オランダとインドネシアとの独立戦争が勃発。


●最後の講演を終えた後、バリ人4-5名、日本人数名の小さな宴。将来に
向けての激励と勇気付けをしながら、自制を求めるみんなを追い出し、
入浴で身を清めて妻宛の遺書をしたため、真新しい衣服に着替えて、中庭の
囲いの中で拳銃一発で生涯を終える。享年57。

●居間の机の上には、バリ人への遺書、仙台の家族に宛てた遺書、形見の
時計、世話をした子供たちへの形見としての紙幣や銀貨、などが整然と。

●遺書:「今、私はやつれてしまった肉体をかなぐり捨てて、清く正しい
憐憫と感謝に満ちた霊魂となって、このバリ島に留まり、私が恵愛して
親交する130万人の同胞の繁栄と幸福を永遠に念じ続けたいと思っている。
諸君よさようなら、バリ島130万兄弟諸君へ」

●葬儀が行われた。進駐していたオーストラリア軍もオランダ軍も葬儀を
異例として許可。
●全ての理事州の領主が僧侶2人ずつを連れて参列したことで、島を挙げて
悲嘆。
●棺は三浦が設立に奔走した看護学校や小中学校の生徒に先導。8人の
理事州の領主、群長、村長、役人、警察官、有力者などが数百人続き、
その後には住民が数千人。
●沿道で見送った人々も含めると1万人を超える人々。沿道には紅白の
インドネシア国旗が反旗。

●墓碑「三浦襄は、バリ人のために生き、インドネシア独立のため死んだ」

 

 決してぶれない志、全てを捧げる行動力、無私、貫き通す一生、決して
ウソをつかない、などなど。


 何かと言えば損得勘定に捉われがちな俗世にスッカリ染みついてしまって
いる頭をぶんなぐられたような気持ちになりました。


 全てを失うことへの恐怖もなく、ゼロからのあくなき挑戦の繰り返し。


 雇われ人生が普通になってしまった現代、リスクの少ない方の道を
選ぶのが賢明な処世訓だとする今の世の中の空気からすれば、昔の人の
チャレンジ精神には驚嘆させられました。


 やはり、生き方=死に方、なのですよね。


 <aki_name_kanji>さんの心に響くものがありましたでしょうか?

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