できる購買課長のかしこい購買戦略:第0039号(購買戦略(その2:何故線引きするのか?))

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       できる購買課長のかしこい購買戦略       第0039号

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  ◆今日のテーマは、「購買戦略(その2:何故線引きするのか?)」
             

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さん、山本です。


 明けましておめでとうございます。本年もこのメルマガへのお付合いの
程、よろしくお願い申し上げます。


 前回は、購買戦略の初回と言うことで大前提になる【戦略の定義】に
ついて概説しました。

 一言で言えば、『部下でもできることは戦略ではない』と言うことです。
納得していただけましたでしょうか?これで二度とブレることはないと思い
ますよ。


 さて、今回は、予告通り、【何故、戦略を戦術と厳密に線引きしなければ
ならないのか?】について考えることにします。


 さん、先ず、ビジネスの実現力を決定付けている
マネジメントと言う言葉に着目してみましょう。


 マネジメントと言う外来語、なかなか分かっているようですが実は混沌と
していませんでしょうか?


 日本人に分かる言葉にすると一体何なのか?


 それは、簡単に言うと、


1)経営
2)管理
3)監督


の3階層ではないでしょうか?


 経営とは、『方向付ける』、即ち、既存の条件の本質的な組み換えや前提
条件そのものの撤廃などのブレークスルーを含めたディレクションのこと
です。


 管理とは、『決めたことの進捗を確認しながら目的達成に集中して種々の
条件をコントロールする』ことです。アドミニストレーションです。


 監督とは、『現場の第一線で作業を的確に行なわせる』ことです。所謂、
オペレーションです。


 では、さんが運営されている購買部門の場合、これらは
どのようになっているでしょうか?


 部下たちに役割分担と目標の割付けをして組織は目標に向かって動き
始めることになっていることでしょう。


 この時、組織の力はどうなっているか?


 組織の力=経営*管理*監督*(部下の仕事振りの総和)


となっているはずです。


 何の変哲もない式ですが、重要な点はこれらが全て掛算であると言うこと
です。何故なら、それぞれに相互作用があるから原理的に足し算ではないの
です。


 では、掛算になっていると言うことは、何を教えてくれているので
しょうか?


 それは、


もし、決定的な弱点があると組織の力を台無しにしてしまうと言うこと
です。試しに上式中の一つにゼロと数値を入れると他の要素がどんなに
優れていても組織の力はゼロになってしまうことでお分かりいただけるかと
思います。


 要するに深刻な弱点は全てを無にしてしまうと言う怖さが潜んでいるの
です。


 では、現実に、さんのところではどこが最も弱点に
なっているとお考えでしょうか?

(下へ続く)
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(この下続き)

 僭越ながら私見を申し上げると、殆どの場合、経営のところが最も弱点に
なっていると言うのが日本共通なのではないかと感じております。


 即ち、


厳しく抜かりのない几帳面な管理は日本人の最も得意とするところですし、
海外では真似ができないくらいの丁寧な監督の優秀さもご承知の通りかと
思います。


 勿論、部下の仕事振りが海外に比べて特別に劣っているとは思えません。


 ですから、国際標準で見たときに、課題だと思わなければならないのは
ディレクションではないでしょうか?


 では、何故、そんなことになってしまうのか?


 種々の原因が考えられるでしょうが、主要なところは下記のような理由が
あるのではないでしょうか?


A)ボスの業績は、部下の業績の総和として評価されていること
B)ボスに、部下とは異なる経営的業務目標が求められていないこと
C)ボスが、B)に基づいて評価されていないこと


 要するに、部下の成果に便乗することが許されていることです。


 一方、別の見方をしてみると、


さんにしかできない仕事を厳選することがお奨めなのでは
ないでしょうか?


 要するに、あるべき姿としては、部下と同様に一生懸命汗をかくことが
求められてはいないのです。


 では、ボスにしかできない仕事とは一体何でしょうか?


 部下には限られた権限しかありません。


 一方、さんには全てのリソース(人・もの・金・時間・
情報・・・・)が与えられており、又は、社内リソースを積極的に活用
できる権限があります。


 上記の要素で見ていくと、管理以下の部分はやらせればボスでなくても
できることなのです。(これらは戦術です。組織のフラット化が求められて
いるのはこの部分です。)


 しかし、ディレクションの部分は、流石にボスにしかできないことが
お分かりだと思います。


 そこで、問題になるのが、戦略と戦術の厳格な線引きです。


 戦略と戦術の厳格な線引きをしていないと、さんが
戦術で時間を浪費してしまうことになってしまいかねません。言い方は悪い
ですが、部下の仕事をボスが奪ってしまっていては戦略を考えて実行する人
がいなくなってしまいます。


 周囲から、暇そうに見えても気にする必要など全くありません。


 さんの役割は本質的にみんなとは違うのは当然のこと
なのです。


 堂々と戦略に専念することが最も求められているのです。そうしないと
組織の将来展望が開けることは決してありません。


 ですから、『戦略の仕事ができているかどうか?』をいつもブレずに
見極められる厳格な線引きが必要なのです。


 では、今回はここまで。次回は、【購買戦略(その3)】です。

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◆あと書き

 (財)日本エネルギー経済研究所石油情報センターの原野浩二先生から
聞き込んだ話を少しご紹介してみたいと思います。

 今回のテーマは、『最近の石油情勢およびエネルギー政策の動向』です。
1つでもさんに気付きが得られましたら幸いです。


●世界需要の僅か0.5%未満の取引量でしかないにもかかわらず、WTI
原油は世界の指標原油になっている。

●日本に輸入されるのは中東産原油で、その指標ドバイ原油であるが、その
価格にもWTI価格が影響を及ぼしている。

●原油価格は、2010年1月以降70−85$/バレルの幅に収まって
いるが、米国景気・欧州通貨不安で影響を受けるとも予測されており、今後
10$アップ/バレルもあり得る。

●現在の原油価格の内、40%弱はプレミアム要因(将来需給不安・金融
要因・地政学的リスクなど)から構成されていることが価格変動を増幅させ
ている。

●2011年の世界原油需要は先進国は減少になるが、全体としては対前年
比1.6%増が見込まれている。

●WTI価格は、2020年:100$、2030年:120$との予測も
ある。

●石油資源の採掘可能埋蔵量は、オイルサンドなど原油以外の領域での精製
技術向上を進めば約280年分あり、天然ガス:60年、石炭:120年と
対比すれば結構長期間延命できる可能性がある。技術確立が待たれる。

●2010年以降の5年間では、日本国内石油製品(燃料油合計)は毎年約
3.5%ずつ需要減退すると予測されている。

●LPガスは原油よりも価格変動は少ないが、価格は、CIF価格に対し、
卸売価格で2倍強、小売価格で6倍となるので小売ベースではガソリン並
みになっている。

●石油製品卸売価格は、従来は輸入実績コスト連動であったが、スポット
原油価格連動に変わったことで速効的になり、国内需給バランスが元売仕切
価格に影響する度合いが強まった。

●指標であるスポット原油価格は、エクソンモービル1社の価格政策を強く
受ける傾向がある。

●長期的減少傾向の国内石油製品需要なので、元売各社では減産・輸出継続
・精製能力削減などが実施されている。

●エネルギー源用途としては、灯油・都市ガスが安価で経済的である。

●日本のエネルギー政策は、1)安定供給の確保2)環境への適合3)市場
原理による効率的供給4)環境エネルギー分野での経済成長5)エネルギー
産業構造の改革6)2030年に向けたエネルギー需給構造の抜本的改革、
などである。

●世界最先端のエネルギー需給構造として、A)石油依存度:50%→40
%未満B)省エネ目標:30%以上の効率改善C)運輸エネルギーの石油
依存度:98%→約80%、などを目標として掲げている。

●2030年に向けて増加する一次エネルギー分野は、原子力・新エネル
ギー等(水力・地熱・新エネなど)と想定している。石油・石炭・天然ガス
の比重は減少傾向になる。

●次世代自動車は、直近は合成燃料・バイオ由来燃料であるが、将来的
には、電気・天然ガス・水素をエネルギーとする方向に進展する流れで
ある。

●民間努力に委ねた乗用車車種別転換目標から政府目標にすることでより
加速する計画で、次世代乗用車の普及率は2020年で20−50%と
なっている。その主たるのはハイブリッド・電気自動車。

●次世代乗用車への転換の鍵を握るのは充電器である。

●再生可能な新エネルギーの軸になるのは太陽光発電・風力発電と想定
されている。量的飛躍の可能性を秘めている前者は現在著しく割高だが
2030年には現状の電力並み価格になると目論まれている。

●太陽光発電の課題は、電気の安定発生対策であり、特に蓄電池の技術確立
と普及が必要である。

●現在、太陽光発電の設置費用は約210万円/棟と高価である。

●風力発電は変換効率が高い特徴があるが、自然条件による周波数変動が
ネックであり、蓄電池の開発が急務である。

●風力発電には騒音・低周波音などを含めて地理的制約もあるので洋上発電
が期待されている。

●エネルギー買取制度が新エネルギーの普及促進策として検討されている。

 いかがでしたか?何かビクッとすることがありましたら嬉しいです。

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